今回のテーマはローヤルゼリーですローヤルゼリーを徹底的に調査しました!
ローヤルゼリーの種類Royal Jelly
ローヤルゼリーは「生」「乾燥」「調製」の3種類に分けられます。公正取引委員会「ローヤルゼリーの表示に関する公正競争規約」では、これら分類別に厳しい基準を設けています。
生ローヤルゼリー
ミツバチが王台(女王蜂を育てる巣房)の中に分泌したもので、72時間以内に採取したもの。
ローヤルゼリーは空気に触れると酸化・劣化してしまうので、生鮮食料品と言えるほど鮮度が命です。採取したてをその場で食せる なら、生ローヤルゼリーに優るものはありません。しかし現実にはそうもいきません。徹底した品質管理ができなければ、生ローヤルゼリーはその鮮度や品質を 保つことができません。この弱点をカバーするため、酸化防止剤や防腐剤等の添加物が使用されることが多いので注意しましょう。
鮮度を保つには-5度以下での保存が必要です。
独特の匂いと舌を刺すような酸味が特徴で、飲みにくいと感じる人が多くいます。
稀にボツリヌス菌が混入していることがあります。腸内細菌がまだ整っていない幼児に生ローヤルゼリーを与えてはいけません。
乾燥ローヤルゼリー
生ローヤルゼリーを乾燥処理したもの。高い技術が要求される冷凍乾燥法(フリーズドライ)で水分の90%を除去し、生ローヤルゼリーに近い成分を保ちつつ鮮度を安定させたもの。保存しておける期間が長く、管理も簡単です。
多くの乾燥ローヤルゼリー製品が、カプセル(ゼラチン製)を用いて服用しやすくしています。
調製ローヤルゼリー
生ローヤルゼリーや乾燥ローヤルゼリーに乳糖や蜂蜜などを加えて調製したもので、生ローヤルゼリーの使用量が全重量の1/6以上のもの。
国内で販売されているローヤルゼリーの80%以上がこれに相当します。その理由は「低コスト=低価格」と「加工の容易さ」にあります。
安全性が確認されているとは言え、添加物が加えられています。
添加物や加工により、効果効能が低下すると推測されます。
最高のローヤルゼリー効果を得るには「採れたて生」が一番なのですが、それが叶わないのであれば「乾燥ローヤルゼリー」製品を選ぶと良さそうです。
次にどんなところに気をつけてローヤルゼリー製品を選んだら良いかをまとめてみましょう。